グループホーム ご利用に当たって
認知症対応型共同生活介護( グループホーム )とは、老人福祉法に基づく認知症対応型共同生活援助として、また介護保険法においては認知症対応型共同生活介護事業として軽~中度の認知症の方々を対象とした在宅ケア施設サービスです。法的な定義として、少人数の認知症老人が家庭的な雰囲気の中で他利用者、スタッフとの共同生活を営みながら自立的な生活をするための住居と規定されています。
(1) 対象となる入居者
認知症状態にある65歳以上の方、または40歳以上65歳未満で要介護状態の原因が身体上もしくは精神上の障害が加齢に起因する方(医師の診断書が必要)
* 要支援2・要介護度認定が1~5である方。
* 共同生活を営める方。
(2) 提供する具体的サービス
* 食事 入浴 洗濯清掃
* 季節行事等のレクリエーション(外出、散歩、買い物、趣味活動など)
* 健康管理(夕陽丘診療所による、月2回の往診・かかりつけの医療への補助)
(3) 果たすべき役割とは
* 少人数の入居数で家庭に近い環境を提供し、入居者の従来の生活スタイルを大きく変化することなく、精神的な安らぎの場を提供していく。
* 入居者個人に応じた個別介護を行っていく。
* 職員(スタッフ)、他利用者との共同生活のなかで、入居者ひとりひとりの「役割」を見つけられるように援助していき、和やかな生活が行えるように努力する。
* 御家族、友人知人の方々が訪問しやすい、地域に根付いた施設、サービスに尽力し、地域の高齢者福祉に貢献していく。